購入までの経緯
前提として、僕がこの時計を購入するに至った経緯を紹介します。
購入目的は「仕事に使うための腕時計が欲しかった。」
僕は職業柄、腕時計をつけて仕事をすることはこれまでありませんでした。
(今の仕事に就いて約10年程)
腕時計が完全にNGというわけではありません。
ただ、基本的にはつけない方がいいと言われる仕事をしています。
腕時計をつけている同僚はいますが、僕は「時計は室内にあるからそれを見ればいい。」と思っていました。
また、時計をつけていることが原因で色々と問題が起こる可能性を嫌ったという理由もあります。
ところが、職場内でのポジション変更による業務内容の変更に伴い、腕時計があった方が便利だなと思う場面が多くあったため購入の検討を始めました。
購入する時計に求めた条件
- デザインはシンプルで、装飾が色々とついているものはNG。
- 本体部分は大きすぎないもの。できれば厚みもあまりないもの。
- 本体、バンドともに、外に出ている部分に金属が多いものはNG。
- 仕事中だけでなくプライベートでも使えるようなオシャレさは欲しい。
- 安っぽいものではなくある程度ブランド力のあるもの。
こんなことを考えながら、条件に合う時計を探していました。
そんな時、ネットニュースで見かけた本製品のデザインが完全に私に刺さります。
ストライクすぎて、店舗に足を運び実物を見て、試着をした結果………その場で購入に至りました。
GA-2100RC-1AJFを購入して実際に使用した感想
- どんな状況でも使える万能感
- 仕事からプライベートまでこれ一本で問題なし
- (デザインが好みから外れていなければ)誰にでも薦めることができる一本。
ざっくり箇条書きにするとこんな感じで、僕の求めた条件を全て満たす時計でした。
人によっては、「それは言い過ぎだろ。」や「時計は色々なシーンに合わせて選ぶものだ。」という意見もあるかもしれません。
しかし、そういった強いこだわりを持っている方でなければ、間違いなく一本持っていれば、オールマイティーに使える時計だと思います。
GA-2100RC-1AJFの良かったところ 5選
- 形や文字盤の作りがシンプル。
- 大きすぎず小さすぎない絶妙なサイズ感
- マットなブラックと売りであるティール(青緑)のコントラストがオシャレ。
- 51gと同シリーズ4製品の中で最軽量。
- 公式での価格が同シリーズ最安値。
僕が実際に使用してみて、ここが良いと思ったところを5つ紹介します。
形や文字盤の作りがシンプル
本体のデザインは丸でも四角でもなく、八角形にわずかに丸みを持たせたものとなっています。
(本体は黒ベースなので、遠目からパッと見ただけだと丸にも見えるようなデザイン。)
これが、変に凝ったデザインではなく、かといってシンプルすぎることもなくてGOOD。
そして、文字盤も同様に凝ったデザインではなくシンプルに長針と短針があり、曜日表示と小さいデジタル表示部分があるのみのシンプルなものになっています。
形や文字盤に少しずつオシャレ要素を取り入れつつも、全体としてはシンプルにまとまっているのがとても良いですね。
大きすぎず小さすぎない絶妙なサイズ感
私の手首(時計を巻くあたり)の幅は約5cmです。
縦48.5mmの本機を装着しても腕の幅よりも外に出ることはなく、人や物にぶつける心配もほぼありません。
厚みは11.8mmで、つけていて分厚いと感じたことはありません。
参考までに、Apple Watch Series7やSeries8の厚みは10.7mmと、本機とは約1mmの差。
Apple Watchにケースをつけた時の厚みは、同等か本機の方が薄いくらいになると思います。
薄いとはいえ、時計をつける以上ある程度の厚みがあるのは仕方ないので、手の甲側は他人に当たらないように配慮をしています。
それでも約1ヶ月使っていて、ぶつけそうになってしまったことはなかったです。
マットなブラックと売りであるティール(青緑)のコントラストがオシャレ
本機の最大の魅力とも言える「色」
マットなブラックを基調としたデザインから、多少かしこまった場につけていっても問題なく使うことができる。
また、プライベートでの使用においても、基本的にはどんな服装にも合わせることができて便利。
そして、黒に映える「青緑の色」が最高にオシャレで見飽きない。
錆びついた金属をイメージしたカラーリングのTEAL AND BROWN COLORシリーズです。 ベースカラーのブラックに、経年変化した風合いを様々な塗装技術を使って表現しました。武骨でタフな印象を与える仕上がりになっております。 カジュアルスタイルからワークスタイルまでアクセントになるクールなデザインです。
G-SHOCKの販売ページより
経年変化した風合いというのが、何のことかという話ですが、いわゆる【緑青】です。
銅や真鍮の錆で金属が青くなっているのをみたことがあると思いますが、それのことです。
本機ではこれの色味が再現され、良いアクセントとして使われています。
51gと同シリーズ4製品の中で最軽量
「TEAL AND BROWN COLOR」 シリーズ4作品の中で最軽量となっていますので、比較していきたいと思います。
GA-2100RC-1AJF | 51g |
AWG-M100RC-1AJF | 56g |
GA-100-RC-1AJF | 72g |
GX-56RC-1JF | 88g |
本機が一番の軽量モデルとなっています。
51gはだいたい板チョコ1枚分。卵だとSサイズ1個分。
Apple Watchに換算すると、Series8のステンレススチール45mmのものが51.5gなのでほぼ同じ重量となっています。
ただし、Apple Watchは本体だけだと30g~40gの範囲のものが多いため、バンドの重量を加算したとしても、本機の方が若干重いことになります。
とはいえ、私は手につけていても、ほとんど重さを感じることもなく違和感なく使用することができている状況。
パソコン仕事をする時も腕が重いと感じることはありませんし、運動を行う際も走ったりボールを使って軽く動く程度では全く支障なし。
重さに関しては、他に軽い時計はいくらでもありますが、本機が重いかというとそんなことはなく、日常的な使用に対しては気にするような重量でないということが断言できます。
公式での価格が同シリーズ最安値
「TEAL AND BROWN COLOR」 シリーズ4作品の中で最安値となっていますので、比較していきたいと思います。
※2023.6.20時点のデータ
GA-2100RC-1AJF | 15950円(税込) |
GA-100-RC-1AJF | 17600円(税込) |
GX-56RC-1JF | 22000円(税込) |
AWG-M100RC-1AJF | 26400円(税込) |
(※重量の時の比較とは並び順が違うのでご注意ください)
一番安い本機と一番高いAWG-M100RC-1AJFの差は約1万円。
ソーラー駆動などの機能や装飾による差なのでしょうが、各モデルの間に2,000円から3,000円くらいの価格差がある状況。
機能やデザインをどう考えるかで、値段に対する高い安いの判断は人によって違うところだと思います。
本機はストップウォッチやタイマーなどの機能は備えていますし、標準電波受信機能(いわゆる電波時計)も搭載。
なので、今まで使っていて特に不便を感じたり「あの機能があればなぁ」と思ったこともありません。
ソーラー機能は搭載しておらず、完全な電池駆動となりますが、数年に一回程度の交換ですし大した問題ではありませんね。
G-SHOCKというブランド力と、デザインや耐久性に加えて基本的な機能を満たしている本機がこの値段で購入できるのは大変お買い得だと思います。
※時計に色々な機能を求めるのであれば、そういった機能が付加価値として搭載されているApple Watchや、Garminの時計など、特定の用途に応じたものを購入しましょう。
GA-2100RC-1AJFの気になったところ 2つある
秒針がないので「秒」の確認はデジタル部分のみ
文字盤に秒針がないため、アナログの文字盤で秒針が常に動いている時計に比べると、見た目の動きは少なくおとなしい印象ともいえます。
僕は逆にシンプルでいいと思っていますが、この辺りも個人の好みですね。
また、「秒」を確認したい場合はデジタル表示部分を見る必要があります。
秒単位で時間を気にしなければならない場面は多くありませんし、「30秒」など測定したい場合には注意してデジタル部分を見るか、ストップウォッチ機能を使えばいい話なので、特に不便はありません。
蓄光で光るのは針のみ
本機は長針と短針のフチが発光するようになっています。
文字盤全てを見ても、光るのは針の部分のみ。
大まかに時間を見る分には十分ですが、細かく「分」まで確認したい場合には
ライトを使用することになります。
GA-2100RC-1AJFはこんな人にオススメ
・仕事でもプライベートでもつけられる時計を探している。
色や質感、サイズ感とどれをとっても仕事でもプライベートでも使いやすいものとなっています。
・スポーツをしたり、子供と遊びに出かける時など、ラフに使えてタフな時計が欲しい
G-SHOCKといえば「耐久性」
様々なシーンで使用するのに十分な耐久性がありますので、ラフに使いたいシーンがある方にもおすすめできます。
・高過ぎる時計は購入が難しいけど、それなりの値段でキチンと信頼のおけるブランドの時計が欲しい
「CASIO」や「G-SHOCK」といえば、ほとんどの方が一度くらいは耳にしたことがあるでしょうし、信頼できるブランドと言って間違いありません。
「時計はステータス」を信条としていて、数十万から数百万のものでないと恥ずかしい。ビジネスで使うにも相手に失礼といったような考えの人もいますが、時計に対して1万円でも高いと思う方も多くいると思います。
そんな方が何か一本、どんな時にもつけられる時計を買うなら…と悩んでいるときに「ちょっとだけ奮発することになるけど、後悔はしないよ」とおすすめできるのが本機です。
まとめ
時計は片手で足りるほどしか持っていませんが、この時計を買ってからの僕はこの時計ばかり使用しています。
「緑青」の色味にすごく近い文字盤のコントラストが本当に綺麗で、時間を気にしなくていい時も時計ばかり見ています。
僕も色味に惹かれて実際に店舗に見に行くまでに至ったので、こういった色味の好きな方で時計を探している方がいたら是非実物を見て欲しいです。
欲しくなること間違いなしですよ。